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春香のイギリス歴史紀行 レスター篇その8後編

 鉄は熱いうちにうて、動画も記憶が熱いうちに作れですよ。というわけで、後編もうpしました。



 今回は前・後編に分けて、レスター・シティーを取り上げました。いまや3部リーグまで落ちこぼれてますが、もともとはそれなりのチームだったんですよ。一部と二部を行き来するくらいの…。でもレスター伯がプレミアを本格的に見るようになった時期(90年代後半)のシティーは面白いチームだったんですよ、本当に。

 今回は長くなりそうなので解説は格納します。

痛ユニゆきぽ

痛ユニ春香さん

PS1: 解説前に前提として、うちのゆきぽさんはサッカー好き…、でないと、話が進まないので。意外と似合うような気がしないでもないんですけどね。まあ、穴を掘るのは反則なんですけどw

PS2: 後編はスポーツタグとim@soccerタグをつけて、im@sportコミュ出身に設定してますが、これは赤菱Pの2009Jリーグ@STERに触発されたからです。特にろしつきーPのフクアリ観戦記を参照させてもらってます。(ブログでイギリス歴史紀行の紹介をしてもらい感謝ですぅ)これもすべてIRCで広がった輪のおかげなのですが、みなさんこれからもよろしくお願いしますぅ。



 まず、大半のサポーターは試合前には必ずパブに立ち寄ります。パブに立ち寄ることで、自然と集まってくるご近所のサポーター仲間たちと世間話をするところから試合を見る、クラブを応援するという行為は始まるわけです。まさしく、近代イギリスにおけるソシアビリテ形成の場としてのパブとサッカー場というわけです。ちなみに、レスター伯Pもいつも一杯飲んで、少しおっちゃんたちと世間話をしてからスタジアムに向かいます。

 そしてスタジアムにつくと、まずはマッチデー・プログラムを購入(3ポンド前後。クラブによってまちまち)。前節のレビューや選手のインタビュー等が載ってます。記録類も充実しているので結構お勧めです。また、路上ではピンバッチやスカーフなどを売っており、オフィシャル・ショップには置いてない古いモデルを置いてたりするので要チェックです。後、オフィシャル・ショップは試合前にはたいてい大混雑ですからね。

 さて、そのオフィシャル・ショップですが、クラブによって微妙に違いあります。ビッグ4のようなイケイケのクラブの場合、殿様商売で基本的に割引などないですが、少し小さいクラブの場合には何でこんな安いのって値段でユニフォームを売ってることが結構あります。実際にレスター伯Pも今回は70%引だったので2着購入して二人分の痛ユニを作ることができました。オフィシャル・ショップの場合には5分ほどでネームと背番号を入れてもらえるのもいいです。

 そういう形で臨戦態勢を整えたらならば、いよいよスタジアムへ向かいます。今回はチケットをあらかじめ予約して郵送してもらっていたのですが、チケットを持ってない場合にはまずはチケットBOXに向かいます。そして希望の席を伝えて購入するわけです。プレミアでもビック・フォーがからまなかったり、地域ダービーでなければ結構の確率で買えます。また、ビック・フォーの場合でも大抵のばいいにはダフ屋から買う事は可能です。ただし、その場合にはかなり吹っかけられますが、それでも日本の代理店を通すよりは安いですね(ダフ屋だと高くても100ポンド前後。日本の大手旅行代理店だと場合によっては300ポンド位といわれることも)。

 ちなみに、一番安い席はゴール裏ですが、そこは熱狂的なサポーターの席なので、初めての場合はお勧めしません。なので、その次に安いバックスタンドのコーナー際がお勧めですね。運が良ければ今回のレスター伯Pのように最前列の席が取れることもあります。

 なお、本編の中では語りきれませんでしたが、イングランドのスタジアムは基本的に全席指定です。これはフーリガン以降の改革によって決められたことです。80年代にテラス席(立見席)での事故が多発したため、安全で、なおかつ管理しやすくするための処置というわけです。チケットや会員カードへのICチップの導入なんかも、同じ理由ですね。そうした改革の成果もあってか、現在のイングランドのスタジアムはかなりセーフィティーになっていると思います。逆に味気なくなった部分もあるんですけどね。

 ちなみにアルコールに関しては、普通にスタジアムで飲めます。ただし、それは通路部分だけに限られた話で、スタンドには持ち込めません。当り前ですね。また、瓶の持ち込みも不可です。見つかったら没収されます。これはピッチへの投げ込み防止のためです。したがって、スタジアムでビールを飲む場合にはプラスチックのカップです。まあ、それでもスタジアムで飲むとまた格別の味です。ビールは殿様料金にはなりませんからね(フラムのクラパム・コテージは高かったけど、あのクラブは少し性質が違うしね)。

 スタンドにつくとまずは自分の席を探します。たいていすぐに見つかりますが、見つからない場合には係員にチケットを見せると誘導してくれます。試合開始の10分ほど前になると通路で飲んでたサポーターたちも帰ってきて、試合前チャントが始まります。難しくてわからない歌とかもありますが、基本的には, "Let's Go, ~"や"Com'on, ~"なので、簡単なチャントの時には一緒に叫ぶとテンションが上がってきます。正直な話、今回の動画の中には確実にレスター伯Pの裏返った声が入ってますからねwww

  また、日本との違いは、ブーイングですかね。日本でもブーイングはありますが、こちらのブーイングはもっと明確です。アウェイのサポーターは一角(もしくは一つの再度)に閉じ込められるので、ブーイングはほぼすべてアウェーの選手(もしくは審判)にしか向かいません。実際に生で観ると、ホーム有利ということが身をもって感じられますよ。

 あと、もう一つ言っておきたいことは、サポーターの声援の向う先です。もちろん、彼らは選手・クラブを応援しているわけですが、彼らの発する"Let's go, Leicester"の声はどこか自分たちに向けられてりうように聞こえるんですよ。これは19世紀末に近世以前の社会的な結びつきが弱まり、新たな紐帯が形成されていく中で、フットボール・クラブが果たしてきた役割を考えると納得できます。まさに、歴史の重みというやつで、これだけは現状の日本のクラブには足りないとはっきり言えると思います。ただ、だからダメなわけではなく、これからクラブとサポーターが一緒になって、日本型の関係を築き上げていけばいいわけですから。

 以上が解説でしたが、本編で描き切れなかったことについても、二点だけ補足しておきます。一つはスタジアムに足を運ぶサポーターの構成について。シティーの場合、どうしても若者とインド系の割合が少ないのです。若者はマンUやチェルシーを応援する傾向が強いし、インド系の場合にはそもそもクラブが作り出す紐帯の話の中に入りにくくなっています。そう考えると20年・30年先に今と同じだけの声援をシティーが受けれるかは実は怪しく思えてくるわけです。したがって、現在スタジアムに足を運ばない層をいかに取り込むかが、今後の課題になってくるわけです。とりあえずは、サービスのさらなる充実とプレミアへの復帰っでしょうか。

 もう一つは、レスターがサッカーの街ではなく、ラグビーの街だということです。現在3部に所属しているシティーとは対照的に、ラグビーのタイガースはイングランドはおろか、ヨーロッパ最強クラブの一つに数えられる超名門クラブです(ラグビーのプレミアシップの最多優勝、さらにヨーロッパCLで唯一の連覇経験あり)。タイガースは現在スタジアムを増設中で、完成すれば3万人収容の巨大スタジアムになるわけで、ますますシティーの客を持っていく可能性があるわけです。したがって、シティーは他の街のサッカークラブだけでなく、同じ街のラグビークラブとも生存競争しなければならないわけなのです。また、クリケットも強く、こちらはインド系の住民を引き寄せてます(クリケットはインドの国技)。

 こうした状況にありますが、ウォーカーズ・スタジアムにあふれる熱気はプレミアのクラブのそれに勝るとも劣らない素晴らしいものがあります。なので、ぜひとも頑張ってプレミアに戻ってもらい、レスター伯Pが帰国しても目ことができるようになってほしいものです。また試合を見に行くし、昇格が決まった際には大いに祝杯をあげたいと思います。

 それではセットリスト。

1. The Beatles, Helter Skelter, The Beatles (The White Album)
2. The Smith, I Know It's over, The Queen Is Dead
3. Underworld, Born Slippy, Born Slippy

 今回は試合動画とサポーターの声援がメインなので、それまでに盛り上がるような選曲をしました。ただ、あえて間にスミスを挟んだのは、ラウンジの雰囲気に合わせたというよりも、80年代という時代の空気をどこか挟み込みたかったからです。あの当時のモリッシーの声に、イギリス病の80年代を感じていただければと思います。

 ちなみに補足しておくならば、80年代後半の5年間はイングランドのクラブはUEFA主催のクラブ大会から排除されていました。ここ5年からは全く考えられない暗黒の時代があったのです(その前の10年間は、レッズを中心としたイングランド・クラブの黄金時代なんですけどね)。
 
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コメント

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No title

こちらこそ紹介していただきありがとうございます!
まさかフクアリ観戦記を参照していただいてるなんて嬉しいです。
全然、レスター伯Pの観戦記の方がかっこいい!

レスター伯Pの歴史紀行はテンポも良いですし、BGMの選曲が好きです。場というかシーンにあってる感じがします。
洋楽が好きだけど詳しくない身としてはBGMも含めて楽しんでます。

No title

>ろしつきーP
こちらこそ紹介ありがとうございます。
最近広告までついて、正直びっくりしまくりです。
フクアリ紹介は好きですよ。
ポペスクPもそうですけど、アイドルがかわいい。
それに比べて、うちの春香さんは…

BGMに関しては、あえてヴォーカルつきの洋楽を使ってます。
もちろん場に合わせるってのもあるんですが、
それと同時に、洋楽に詳しくない人にこれをきっかけに触れてほしいというのがあります。
なので、出来るだけメジャーなアーティストを使うようにしてますね。
セットリストを参照してもらいつつ、
そこから自分のUKロックの世界を開拓してもらえたらと思います。
レスター伯P
イギリス在住のままひっそりと0903Pとしてデビュー。 10月に日本に凱旋帰国し、4月から京都に復帰しますた(´・ω・`) イギリス歴史・文化に関する教養講座、UKロックを中心とするPV、素人が思いつきで作る音MAD・マッシュアップ、脊髄反射で作るネタMADなどを好き勝手に作ってます。 ちなみに、リンクフリーです。 じゃんじゃん貼ってくれたまえ!

レスター伯P

Author:レスター伯P
にーちゃん、むっつりだ、むっつり貴族!

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